2014/01/14

Excel ファイルを常に別窓で開きたい



こんにちは!Excelを愛してやまないtknriaです!


データ処理ならExcel!

データ管理ならExcel!

ゲーム作成ならExcel!

というくらい愛用しまくっています。


それだけ使っているので、

・同時に3つのxlsファイルを開く
・xlsxファイルを参照しながら、xlsmファイルを開いてマクロを組む

といった作業もあります。というか、大体複数ファイル開いています。


複数のファイルを同時に開いて行ったり来たり・・・ということを当たり前に行っていましたが、見比べたりしたい場合は、「並べて表示」より、別ウィンドウで開くほうが使い勝手が良いです。

しかし、デフォルトの設定のまま、これを実現しようとすると、

・1つ目のExcelファイルをダブルクリックで開く
  ↓
・もう1つExcelを起動する
  ↓
・後から起動したExcelに、2つ目のExcelファイルをドラッグ&ドロップする

という手順を踏むことになり、如何せん手間です。

ということで、デフォルトで別窓で開ける設定にしました。



■ Excelファイルを常に別ウィンドウで開きたい!


※レジストリをいじるため自己責任でお願いします!!

※レジストリをいじるため自己責任でお願いします!!

※レジストリをいじるため自己責任でお願いします!!

大事なことなので3回言いました。


Window 7の場合のみ説明しています。


Step 1:レジストリエディターを立ち上げる

「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力して「OK」


Step 2:レジストリをいじる




  ・「HKEY_CLASSES_ROOT - Excel.Sheet.12 - shell」を選択し右クリック
  ・「新規」→「キー」を選択



  ・「別のウィンドウで開く(&W)」と名前を変更

  ・さらに、このキーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択



  ・「command」と名前を変更し、「(既定)」の「データ」を以下に変更
   「"C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE" "%1"」
   (デフォルトなら上記)



  ・「HKEY_CLASSES_ROOT - Excel.Sheet.12 - shell」の「(既定)」の「データ」を
   「別のウィンドウで開く(&W)」に変更

Step 3:以下について、Step 2を繰り返す

・2007以降のファイル(.xlsx)(上記で行っている)
    HKEY_CLASSES_ROOT - Excel.Sheet.12

  ・2003以前のファイル(.xls)
    HKEY_CLASSES_ROOT - Excel.Sheet.8

  ・2007以降でマクロを含むファイル(.xlsm)
    HKEY_CLASSES_ROOT - Excel.SheetMacroEnabled.12

  ・CSVファイル(.csv)
    HKEY_CLASSES_ROOT - Excel.CSV



■ 別窓で開いてみよう!


いや、感動すら覚えます。

感動のあまり、無駄にファイル作って無駄に開いちゃいますよね。



■ 億劫なあとがき


この設定に費やす時間は0.5h/人。
年間250営業日、作業効率upによって毎日0.1hの削減効果があるとすると、25h/人・年の削減。

Outlook2010の「再送信」機能と同様、小さいですが、非常に良いコストパフォーマンスですね。