2018/10/17

【GAS】まずGASを使ってみたい



こんにちは!仕事でスプレッドシートを使いまくっているtknriaです!

以前、業務効率化のためにVBAやGASを活用したらいいですよ、という記事を書きました。
 → 億劫な細道「VBAやGASを用いた業務効率化のススメ」

たしかにこれらのスキルは強力で便利ですし、読者の方からも賛同していただけています。


しかし、肝心の「じゃあどうやって使うのか」を全くお伝えしていませんでした笑

そこで今回は、「始めてみたいけどまず何したらいいの?」という方に向けた内容をご紹介します。



GASを始めてみましょう!


では、早速GASデビューしてみましょう。

まずはPCで新しくスプレッドシートを作成してください。
(2018年10月現在では、スマホやタブレットでは対応していないようです。。)

名前はなんでもいいですが、ひとまず「GASテスト」としています。


次に「ツール」タブをクリックし、そのなかの「スクリプトエディタ」を選択してください。


すると、ブラウザの別タブが立ち上がります。
これがエディタと呼ばれるもので、ここにプログラミングしていきます。


まず、myFunction()と書かれているフィールドがあると思うので、この中に、下図のように

Browser.msgBox("Hello, World!");

と入力してください。

入力できれば、その左上にあるフロッピーディスクアイコンをクリックして保存してください。
(フロッピーディスクとか今の若者に通じるかわかりませんが・・)


保存しようとすると「プロジェクト名の編集」というポップアップが表示されるので名前を付けてOKを押してください。
ここでは「test」にしておきます。


さて次は、先ほどのプログラムが実行するためのボタンを用意します。
ここでは「祝!初GAS!」と書いただけの画像を用意し、スプレッドシート上に挿入しています。


挿入した画像の右上にある「…」の縦バージョンをクリックし、「スクリプトを割り当て」を選択してください。


ここでは先ほどのmyFunction()というプログラム(関数と呼びます)を実行したいので、「myFunction」とだけ入力してOKを押します。
()は不要です。


そして、先ほど用意したボタン(「祝!初GAS!」という画像)をクリックすると・・・
このプログラムどおり、「Hello, World!」というメッセージボックスが出てきます!



・・・とはならず、


「承認が必要」だと言われてしまいます。
一度承認してしまえば次回以降は問題なく実行できるので、ここもサクッと乗り越えてしまいましょう。


OKをクリックすると「アカウントの選択」という画面が表示されるため、Googleアカウントを選びます。


「リクエストしています」という旨が表示されるので「許可」を押してください。

すると・・・・


出ました!Hello, World!



億劫なあとがき


今回はまず使ってみるということで非常にシンプルなプログラムだけでしたが、イメージつきましたか??
この先に、用意したボタンを押すだけでデータ処理をする、ボタンを押すだけでリスト通りにメールが送信される、といったことができるようになります。